
講座作りをするときに陥りやすい穴があります。「教える側の視点」で講座を作ってしまうと、落とし穴にハマりやすいです。
講座を作る人は「教えたいから講座を作る」「よい方向に変わってほしいから講座を作る」のですが、そう考えて作った講座に受講者が「来ない」という落とし穴があります。
例として、僕が過去にやらかした失敗事例をご紹介します。
- 営業が嫌いな人のために「聞く力」を強化するセミナー。集客ゼロ。
- 営業が嫌いなひとを楽にするセミナー。集客ゼロ。
実はこれらのセミナーは、強制力のある方法で受講させることができた環境では、効果がありました。たとえば会社のなかの研修では。
数学が苦手なこどもに対する補習は、「受けないと先生に怒られる」から受講するわけです。
ところが、参加に強制力がない場合は、「嫌いなひとは来ない」「苦手な人は来ない」です。
セミナーは「受けたい人が受ける」のです。
もしこういった講座を開くことが必要だと考えるのであれば、いや、必要だと考えたから講座を作るのですが、受講者を確保するために、この4つのような打つ手を考えましょう。
- 強制力のある組織内での講座にする
- かなり影響力の高いひとと組む、もしくは影響力の高い人になる
- コピーライトで脅しをかける
- 得意な人やその内容が好きな人に向けた内容や告知文に変更する