Facebookが本日午前3時(日本時間)、新しい機能を大々的に発表しました。
発表会まで開いて大々的に発表するということは「主力機能」として位置づけているということです。
「ニュースフィード」「タイムライン」に続く第3の柱になります。
その名は「Graph Serch」。 「グラフ検索」と日本訳がついています。

オフィシャルの説明ページはこちらです。
https://www.facebook.com/about/graphsearch
どういう機能なのか。上記ページにはこんな説明があります。
グラフ検索では、Facebookで自分にシェアされたものを検索することができ、他の人もあなたがその人に対してシェアしたコンテンツを検索できます。検索結果は人によって異なります。
具体的に何が検索出来るかというと(Facebookの示してる例から)
- トレイルランニングの好きな友達
- 自動車旅行road tripの好きな友達
- ダンスの好きな友達
- 友達が「いいね!」と言った音楽バンド
- 自分と同じ会社に勤める人でスキーが好きな人
- 友達が行ったことのある国立公園
- 友達の写真・・・1995年以前の
- ニューヨークの友達の写真
- 友達が「いいね!」といった音楽
- 友達が行ったことのあるロンドンのレストラン
- ワシントン州シアトルに住んでいるサイクリング好きなひと
- 家族が訪れた都市
-
サイクリングが好きな人で出身地が自分とおなじ人
などなど
Facebook上でマーク・ザッカーバーグ(創設者でCEO)が目指すところは
「ソーシャル上で活発に情報を出して共有し合おう。出しあえば出し合うほど、検索スキルが無くても自分たちの生活が豊かになる」
という、一言でいえば「オープングラフ」です。
それを「検索」というカタチで、より共有しやすくしたのだとおもます。
例えば「梅田でおススメのランチ」を選ぶときに従来はGoogleや「食○ログ」を検索してたと思うのですが、一番信頼出来るのは「身近な人からの情報」でしょう。
身近な人が貯めた情報を引き出すのがこのツールでしょうね。そうすると、情報をたくさん出した人がたくさん評価されることになるはずです。
「いいなあ、これ」とおもった情報はどんどんシェアしていきましょう!
※ あわてないで!
いままだβ版(お試し)で、しかも日本ではまだ提供されてません。
で、これを受けてFacebookの株価は・・・下がってるようです。
「Facebook電話が発表されるかも」という噂で「それはFacebookがすぐに儲かる!」と思ってた人が期待してたみたいなんですが、今回のグラフ検索は、残念ながら、「すぐに」収益に結びつくものではない、と判断した投資家が多かったのでしょう。
中野が思うのは、Webサービスでは「ユーザに依存させること」が一番重要だということです。
依存させることが収益につながります。
朝起きたらスマホでfacebook画面見てる人いますよね?「お知らせ」が気になりませんか?
僕の場合はfacebookを「今日は見ないでおこう」とおもってもfacebookメッセージでお仕事の話をいただいたりするので結局見てしまいます。そしてそのままいろんな人の近況を見たりツッコミ入れたり。
旅行に行くときに「どこで食べるか」考えるときは、趣味の仲間を広げたりしたいなとおもったときに、facebookに依存するようになるんでしょうね。
そう。収益の話に戻ると、facebookの画面を見続ける理由が増えることが、収益につながるのです。そこに企業からの広告が載ってるからです。
というわけでマーク・ザッカーバーグ最高!

Facebook集客勉強会は
で行います。 どんなことを書くといいのかなあ、コーヒー(2月6日は紅茶、ジュースなどいろいろ!)飲みながら楽しく学びましょう!
個別相談もあるよ。
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